「この世界の片隅に」

この作品についての私の感想

この映画は戦争時の一般市民の女性から見た日常生活を描いた作品です。この映画で表現されていることというのは「どこにでもある庶民の生活」という普遍的なテーマをあつかったものなので、アニメを見た人の多くに共感をもたらす作品だと思います。




「この世界の片隅に」とは

「この世界の片隅に」は、元々大人気のマンガ作品であり、その人気もあってアニメ映画化もされました。
ずばりこの作品は「戦争と広島」がテーマです。登場人物のリアルな息づかいを感じながら戦争について学ぶことで、私は教科書を読むよりも戦争について深く考えさせられました。




とてもホッコリする映画だと思ったら

ネットで評判だったので、見てきました。
すごいホッコリする映画だと思ったら、かなり心をえぐる映画でした。
ほのぼのとした日常で戦争に立ち向かう姿がギャグテイストで描かれています。
今の平和な時代と、映画の時代、どちらが幸せか考えさせられます。

「この世界の片隅に」に感動

「この世界の片隅に」を私は映画館で観ましたが、私は涙がとまりませんでした。戦争という悲惨な時代でもその中を明るく、そしてたくましく生きた家族をかっこいい思いました。震災後の世界を強くいきる被災地の人たちにも通ずるものがあり泣きました。

「この世界の片隅に」の声に注目

「この世界の片隅に」はあの能年玲奈さんが声優を務めているのですが、この能年さんがとても良いんです。すごく自然で違和感がまったくない、まるで北條すずの魂が乗り移ったかのようで、おかげですっと作品の世界に入っていくことができました。原作からのファンですが今となっては北條すずの声はこの声しか考えられません。

コミックス編の表紙。

現在、映画も公開中の「この世界の片隅に」。
私は映画を観た後に原作が気になり、コミックスを購入しました。
凝縮された映画も素敵でしたが、映画では描ききれていない小さな心情や伏線などが楽しめました。
そしてコミックス下巻の表紙。
ネタバレが含まれていたのに気づきましたか?
寝転がる主人公を見て欲しい。
右の腕が…
こんな所にも伏線が含まれているのだ。

2016年一番泣きました

最初はほのぼのした絵柄に癒され、主人公のすずのちょっと抜けたところがとても可愛いなと思いながら見ていました。
ですが、話が進むにつれて戦争の重さ、辛さなどがどんどん浮き彫りになってきて、画面を見ているのがだんだん辛くなってきました。
2016年一番泣いた映画です。
号泣するというよりは、自然と涙が流れている、そんな映画だと思います。

この世界の片隅にを見て

誰でも思うのは『戦争は怖い!』『戦時下の苦労を強いられる体験はしたくない!』という事でしょうね。
ただ、自分が見て感じたのは、大きく分けて3つでした。
先ずは主人公を含めて戦前からの日常を丁寧に描いているので、日常の極々普通の生活が徐々に奪われて行き、この映画では不発弾の爆発によって身近にあった平穏や楽しげな笑顔が、主人公の右腕が吹き飛ばされる事で日常が一瞬で失われてしまう恐怖や悲しみが痛い程に伝わりました。
2つ目は戦争と言えばやはり広島や長崎の原爆投下は避けては通れない部分ですが、あえて爆心地ではない場所を舞台にする事で見えてくる悲惨さがあったように感じました。
そして、最後には戦後の焼け野原で戦災孤児を引き取る流れがありましたが、現在の日本人からは薄れてしまった人と人の絆の深さや思い遣りを感じました。
過去から今、今から未来へと人が手に手を取って紡いで行く絆こそが大切な時間だなと感じましたね。

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